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スカルプインクやヘアルプ、はえちょる。は違法なのか?実はサロンでやるかクリニックでやるかが重要!

スカルプインクやヘアルプ、はえちょる。は違法なのか?実はサロンでやるかクリニックでやるかが重要!【医師監修】

「『スカルプインク』って違法なの?」

「『ヘアルプ』や『はえちょる。』は頭皮アートメイクと何が違うの?」

「美容院やサロンでも受けられるって聞いたけど大丈夫?」

このように気になって検索している方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、スカルプインクやヘアルプなどは、サロンや美容室などで行われているのであれば違法です。

そのため、どこで・誰が施術するかによって、適法か違法かが変わる点には注意が必要です。

この記事では、スカルプインクが医療行為といわれる理由や、頭皮アートメイクとの違い、注意すべきリスクについて詳しく解説します。

安全に施術を受けるためのポイントも紹介するので、後悔したくない方はぜひ参考にしてください。

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スカルプインク・ヘアルプ・はえちょる。は何が違う?

スカルプインク・ヘアルプ・はえちょる。は、それぞれ名称が異なるため「別の施術」と思われがちです。

しかし、いずれも、頭皮に色素を入れて透け感をカバーする「SMP」と呼ばれる施術です。

まずは、それぞれの違いや共通点を整理していきましょう。

基本的な施術内容はほぼ同じ

スカルプインク・ヘアルプ・はえちょる。は、名称こそ異なるものの、基本的な施術内容は大きく変わりません。

いずれも頭皮に小さなドット状の色素を入れることで、地肌の透け感を目立ちにくく見せる施術です。

分け目やつむじ、生え際などの薄毛カバーを目的として利用されています。

そのため「名前が違うから別の施術」というより、サービス名やブランド名の違いとして捉えるとよいでしょう。

名称が違っても“頭皮に色素を入れる施術”

重要なのは名称ではなく、「針を使用して頭皮に色素を入れる」という行為です。

これは一般的なメイクや増毛スプレーとは異なり、皮膚へ直接色素を注入する施術にあたります。

そのため、法律上は医療行為との関係性が問題になりやすい分野です。

SNSや広告では「新技術」「タトゥーとは違う」と紹介されるケースもありますが、名称だけで安全性や合法性が決まるわけではありません。

重要なのは名称ではなく施術場所と施術者

スカルプインクで本当に重要なのは、「どこで、誰が施術するのか」です。

同じような施術内容であっても、医療機関で医師や看護師が対応するケースと、無資格のサロンスタッフがおこなうケースでは法的な扱いが変わる可能性があります。

とくに頭皮はデリケートな部位です。

感染症や色素トラブルのリスクもあるため、施術者の知識や衛生管理体制が欠かせません。

「安いから」「通いやすいから」というだけで選ぶのではなく、安全性まで含めて判断することが大切です。

スカルプインク、ヘアルプなどSMP施術が医療行為とされる理由

「何を描くか(目的は何か)」がアートメイクとタトゥーを分ける重要な境界線です。

具体的には、厚生労働省と最高裁判所の見解によって以下のように明確に区別されています。

アートメイク(医療行為にあたる)

厚生労働省の通知(直近の2024年〜2025年にかけても厳格に再周知されています)により、以下の目的で皮膚に色素を入れる行為は「医行為(医療行為)」であると定義されています。

  • 本来存在しうる人体の構造物を描く行為(毛髪や頭皮の毛穴、眉毛、乳輪など)
  • 化粧に代替しうる装飾を描く行為(アイライン、リップなど)

つまり、薄くなってしまった部分を補ったり、人間が本来持っている自然な姿(髪の毛や眉など)を再現・美容的に整えたりするアプローチは「医療行為」とみなされます。

頭皮への緻密な施術は、この「本来の姿を再現する」という医療・美容的側面に完全に合致するため、医師や看護師の免許と高度な医学的知識が法的に必須です。

伝統的なタトゥー(医療行為にあたらない)

一方、伝統的なタトゥー(刺青)については、2020年の最高裁判決で「医療行為にはあたらない」という歴史的な判断が下されました。

これは、伝統的なタトゥーが「美術的なデザインや文字を描くことによる自己表現や装飾」を目的としており、病気の治療や美容医療とは歴史的・社会的な位置づけが根本的に異なるためです。

法的な違いの核心

針と色素を使って皮膚に色を入れるという技術的なプロセス自体は同じでも、法律上は以下のように切り分けられています。

  • 本来あるべき姿(毛髪など)を描き、再現する:美容医療の一環(アートメイク=医療行為)
  • 本来ないデザイン(模様など)を描き、自己表現する:アート・装飾(タトゥー=非医療行為)

「人の体にあるものを描いたらアートメイク」という視点は、厚生労働省が定義する「本来存在しうる人体の構造物を描く行為」という定義に沿ったものです。

だからこそ、頭皮というデリケートな部位に自然なカモフラージュを施すには、単なる描画スキルだけでは不十分です。

確かな医療知識に基づく安全管理体制が、法律上も強く求められているといえます。

スカルプインクとアートメイクの違い

スカルプインクとアートメイクの違い

スカルプインクと頭皮アートメイクは、どちらも薄毛カバーを目的とした施術です。

そのため、違いがわかりにくいと感じる方も多いでしょう。

ここでは、施術内容や法的な扱いの違いについて解説します。

頭皮アートメイクとの違い

スカルプインクと頭皮アートメイクは、見た目を自然に整えるという目的が近い施術です。

どちらも頭皮にドット状の色素を入れ、薄毛や地肌の透け感を目立ちにくく見せます。

ただし、頭皮アートメイクは医療機関でおこなわれる施術です。

一方で、スカルプインクはサロンや美容室などで違法に提供されている場合もあります。

そのため、施術場所や施術者の資格が大きな違いになりやすいといえます。

頭皮アートメイクについて詳しく解説している記事も、ぜひご覧ください。

◇合わせて読みたい◇

頭皮(ヘア)アートメイクとは?頭皮アートメイク専門クリニック 『One Hair Artmake』が解説!

美容室などで受ける施術のリスクとは

違法なスカルプインクのリスクとは

違法性が疑われる環境で施術を受けると、見た目だけでなく安全面のトラブルにつながる可能性があります。

実際に考えられるのは、感染症や仕上がりの失敗、補償問題などのリスクです。

感染症や皮膚トラブルのリスク

衛生管理が不十分な環境では、感染症や炎症などのトラブルが起こるリスクがあります。

頭皮は汗や皮脂の影響を受けやすく、施術後は敏感な状態です。

そのため、器具の管理や消毒体制が整っていない環境では、感染症や皮膚トラブルを引き起こすリスクが高まります。

とくに無資格施術では、医療的な対応ができないケースがほとんどです。

アレルギー反応が起きた場合には、まれに早急な対応が必要になることがあります。

そのため、アートメイクに分類される施術は、必ず医師の指導のもとで行うことが重要です。

また、万が一の際にも速やかに対応できる環境が整っていることが求められます。

仕上がりの失敗と修正の難しさ

タトゥーは、施術後すぐに完全に消せるものではありません。

ドットの大きさや色味、密度バランスを誤ると、不自然な見た目になる場合があります。

また、頭皮のアートメイクの経験が不足している施術者による施術では、仕上がりに違和感が出ることも考えられます。

修正には追加費用や長期間の調整が必要になるケースもあるため、最初の施術者選びが重要です。

法的トラブルや補償問題

違法性が疑われる施術では、トラブル時の補償が不十分な場合があります。

医療機関であれば診察やアフターケアを受けられますが、サロンでは対応できないケースが多いと考えておきましょう。

また、施術後に問題が起きても、責任の所在が曖昧になるケースも少なくありません。

ヘアルプ、スカルプインクといったSMP施術で違法になりやすいケース

サロンの様子

これらの名称だけで、直ちに違法と判断されるわけではありません。

ただし、針を使って頭皮に色素を入れ、人体の構造物を描く施術であれば、アートメイクとして医行為に該当する可能性があります。

とくに注意したい事例を確認していきましょう。

美容院やサロンでの施術

美容院やサロンでおこなわれる施術は、とくに注意が必要です。

最近では、増毛エクステサロンがメニューの一部として導入しているケースも見られます。

普段通っているサロンであれば、信頼関係があるため安心しやすいでしょう。

しかし、頭皮アートメイクに近い施術を無資格でおこなっている場合、法的リスクが問題になる可能性があります。

「いつものサロンだから大丈夫」と即断せず、施術資格や運営体制を確認することが大切です。

無資格者による施術

医療資格を持たない施術者による施術は、さまざまなリスクが高まります。

とくに頭皮は皮膚トラブルが起きやすい部位です。

施術中に出血や炎症が起きた場合、適切な対応が必要になります。

価格の安さだけで選ぶと、後悔につながる可能性があります。

海外・個人スクール出身者のみでの施術

海外スクールや民間講習のみで学び、施術をおこなっているケースにも注意が必要です。

技術を学んでいること自体は悪いわけではありません。

しかし、日本と海外では法律や医療制度が異なります。

「資格取得済み」と書かれていても、その資格が医療資格とは限らないため、内容をよく確認しましょう。

安全にスカルプインクやヘアルプなどのSMP施術を受ける方法

安全にスカルプインクを受けられる病院の受付

頭皮アートメイク、スカルプインク、ヘアルプなどのSMP施術を受ける際は、価格や通いやすさだけで判断しないことが重要です。

安全性や仕上がりを左右するポイントを知っておくことで、後悔するリスクを減らしやすくなります。

医療機関での施術を選ぶ

安全性を重視するなら、医療機関でおこなわれる頭皮アートメイクを選ぶのがおすすめです。

医療機関では、衛生管理やトラブル時の対応体制が整っています。

また、頭皮の状態を確認しながら施術できる点も安心材料です。

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症例や口コミをチェックする

施術を検討する際は、症例写真や口コミも確認しましょう。症例写真では、施術前後の変化や仕上がりを確認できるかがポイントです。

また、口コミでは「対応が丁寧だったか」「アフターフォローがあったか」も確認しましょう。

薄毛や地肌の透け感をカバーしたい方には、医療機関で受ける「頭皮アートメイク」という選択肢もあります。

ワンヘアでは、頭皮アートメイクを提供しています。施術について詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

ワンヘアの頭皮アートメイクについて詳しく見る

スカルプインクやヘアルプなどのSMP施術に関するよくある質問

スカルプインクに関するよくある質問

スカルプインクについて調べると、「美容師でも施術できるの?」「タトゥーとは違うの?」といった疑問を持つ方も多くいます。

ここでは、スカルプインクに関するよくある疑問にお答えします。

スカルプインクやヘアルプは美容師でも施術できる?

美容師資格では毛髪や毛根を描くSMP施術はできません。

スカルプインクやヘアルプという名称自体に専用の国家資格があるわけではありません。

ただし、針先に色素を付けて頭皮に色素を入れる施術には注意が必要です。

ヘアパウダーのような化粧に代替しうるSMP施術は、明確に医療行為に該当します。

そのため、施術を受ける際は、医療機関で医師または医師の管理下にある医療従事者が対応しているかを確認することが重要です。

スカルプインクやヘアルプはどこにありますか?

スカルプインクやヘアルプは、美容サロンや増毛サロン、専門店などで導入されているケースがあります。

ただし、通いやすさや利便性だけで選ばないよう注意が必要です。

頭皮への施術は衛生管理や知識が重要になるため、施術環境や施術者の資格まで確認しましょう。

スカルプインクはどれくらい持ちますか?

持続期間には個人差がありますが、一般的には美しい状態を保つために1〜2年を目安にメンテナンス(リタッチ)を受けることが推奨されています。

頭皮アートメイクにも当てはまりますが、頭皮は汗や皮脂の影響を受けやすいため、ほかの部位より色素が薄まりやすい傾向があります。

スカルプインクはタトゥーですか?

スカルプインクは、スカルプタトゥー系施術の一種として紹介されるケースがあります。

ただし、実際には頭皮アートメイクに近い目的で提供されている場合もあり、名称や分類はサービスごとに異なるため、事前の確認が欠かせません。

まとめ:スカルプインクが違法かどうか迷ったら医療機関の頭皮アートメイクを選ぶのが安全

スカルプインクやヘアルプ、はえちょる。は、名称こそ異なるものの、頭皮へ色素を入れる施術という点では共通しています。

そのため、施術内容によっては医療行為に該当する可能性があります。

とくに重要なのは、「どこで」「誰から」施術を受けるかです。

安全性を重視するなら、医療機関でおこなわれる頭皮アートメイクを選ぶほうが安心しやすいでしょう。

ただし、医療機関であれば必ず安心というわけではありません。

施術者によって、デザイン力や経験値、仕上がりの自然さは大きく変わります。

そのため、症例数が豊富で、現在も学び続けている施術者かどうかを確認することが大切です。

価格や通いやすさだけで決めず、安全性と技術力の両方をしっかり見極めましょう。

薄毛について悩んでいる方は、ぜひ一度ワンヘアにご相談ください。

(監修:医師 髙山桃華)

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