
「頭皮アートメイクって気になるけど、美容院でもできるのかな?」
「美容室でできるなら、ついでにカラーとかも一緒にやっちゃいたい!」
近くの美容院でできたり、ほかの施術と一度に済ませられたらラクですよね。
ですが、頭皮アートメイクは美容院では受けられません。
頭皮アートメイクは法律上、「医師が常駐する医療機関内で、医師の管理・監督のもと、医師・看護師がおこなわなければならない」と法律で定められているためです。
本記事では、頭皮アートメイクを美容院やサロンで施術できない理由をわかりやすく説明します。
あわせて、違法施術によるトラブル例や、後悔しないためのクリニック選びのポイントも紹介していきます。
この記事を読めば、頭皮アートメイクの施術をお願いするクリニックの選び方がわかるようになるでしょう。
頭皮アートメイクは美容院では施術できない

針先に色素を付けながら皮膚の表面に墨等の色素を入れて、毛髪を描く行為は美容整形の概念に包摂し得るものと考えられ、医行為に該当し、医師免許を有しない者がこれを業としておこなうのであれば、医師法第17条違反に違反するものと思料する。
引用元:厚生労働省のグレーゾーン解消制度 「新事業活動に関する確認の求めに対する回答の内容の公表」
厚生労働省は、上記のようにアートメイクの施術について明確な回答を出しています。
頭皮アートメイクは「医療機関の中で医療従事者がおこなうことが法律で義務づけられている」という点を正しく理解しておきましょう。
つまり、美容院やサロンなど医療機関以外で、医師の監督なしに施術をおこなうことは、医師法違反や医療法違反、薬機法違反などに該当する可能性があります。
頭皮アートメイクの施術に必要な3つの条件

頭皮アートメイクは医業であるとわかったうえで、改めて、頭皮アートメイクの施術に必要な条件を確認しましょう。
頭皮アートメイクの施術に必要な条件は、以下の3つです。
- 1.医師の常駐・指示があること
- 2.施術場所が医療機関内であること
- 3.施術者が国家資格を持つ医師、看護師または准看護師であること
これらの条件を満たさない施術は、法律に違反する「違法施術」となります。
また、資格を持っている人であっても、医療機関以外での施術は認められていません。
このように、法律上の制約により、頭皮アートメイクは一般的な美容院では施術できないものと定められています。
美容院やサロンが施術場所になっているようであれば、依頼しないようにしましょう。
頭皮アートメイクの違法営業によるリスクとは?

医療機関以外の場所で、医療資格を持たない人が頭皮アートメイクをおこなうことは、法律で禁止されていることがわかりました。
しかし、実際には美容院やエステサロンの一角で、無資格の施術がおこなわれているケースも少なくありません。
違法営業による施術には、深刻な健康被害や法的トラブルのリスクが潜んでいます。
施術費用が極端に安い場合は要注意です!
施術場所や施術者の情報は念入りに調べましょう。
皮膚トラブルや感染症のリスク
無資格者による施術は、衛生管理や技術水準が適切に保たれていないことが多く、以下のような健康被害やトラブルにつながる可能性があります。
- 衛生管理の不備による感染症
- 針の使い回しや使い捨て処置の不徹底
- 不適切な技術による仕上がり不良
- 色素・麻酔管理の不備
- 過度な侵襲により傷跡が残る可能性
使用する針や色素の品質も保証されないこともあり、安全性が担保されていません。
施術ミスによる取り返しのつかない後悔
施術者が医療従事者でない場合、頭皮の構造や皮膚の層の深さ、毛包の位置などに関する医学的な知識や解剖学的理解が不十分なケースが多く見られます。
知識や技術不足による失敗例をいくつか紹介します。
- 色素注入箇所が浅すぎてすぐに消えてしまう
- 針の深さや角度が適切でない、色素の種類の選択ミス、皮膚の個人差などにより、色素が深部に入りすぎてインクがにじみ、青染みのように見えることがある
- 点の密度が均等でない、またはラインが不揃いになることで、仕上がりが不自然に見えてしまう
- 修正が困難な部位に不適切な施術をされる
とくに頭皮は皮脂腺が多く、難易度の高い部位です。
医療従事者か否かにかかわらず、経験の少ない施術者による対応は、修正や除去が困難な結果をもたらすリスクがあります。
生え際やつむじなど、修正が難しい部位に不適切なデザインや色素を入れられてしまうと、見た目に違和感が出やすく、修正や除去が非常に困難になります。
頭皮アートメイクの失敗例について詳しく解説している記事も、ぜひご覧ください!
◇合わせて読みたい◇
頭皮アートメイクの失敗事例と対処法!原因を知ってリスクを回避しよう
法的トラブルや補償トラブルにも注意
違法施術でトラブルが発生しても、施術者側が責任を負わない場合がほとんどです。
なかには、名義だけ医師が関与しているように見せかけ、実際には医師不在の場所で施術を行う悪質なケースも見受けられます。
トラブルを避けるためにも「違法施術かも?」と疑わしい部分があれば、やめておきましょう。
頭皮アートメイクを違法営業者の施術で失敗したら?

美容院や無認可サロンなど、医療資格を持たない施術者によって頭皮アートメイクを受けた場合、取り返しのつかない失敗につながる可能性があります。
失敗のリカバリーは困難
頭皮アートメイクは皮膚の中に色素を注入するため、簡単には消えません。失敗箇所を消すにはレーザー除去が必要です。
頭皮アートメイクを失敗してしまった際のリスクについて、確認しておきましょう。
- 数回にわたる施術が必要(1回では消えない)
- 肌質が変わり、再施術が難しくなる可能性がある
- 炎症や色素沈着など、さらなるリスクが増える
除去の施術も1回では終わらず、複数回おこなうため、都度費用がかかります。
また、何度も皮膚へ負担をかけるうえに、完全に除去できない可能性があります。
よくある失敗例
頭皮アートメイクでよくある失敗のうち、よくある失敗例は下記の2つです。
- 色素注入層が浅すぎてすぐに消えてしまう
- 針の深さや太さの選択を誤り滲んでしまう
慣れていない施術者の場合、加減がわからず控えめに施術をする方が多く、浅すぎが原因ですぐに消えてしまいます。
その場合は、医療頭皮アートメイクでの上書きで自然にカバー可能です。
また滲んでしまう場合は、針の深さや太さの選択を誤っているケースがよくあります。
選択を誤ると、色味がグレーや青みがかったように見えてしまうため、再施術をしても完全にはカバーしきれない場合があります。
完全にカバーはできないものの、失敗を目立たなくするための施術は可能です。
実際にお金を払って、結果的に悩みを増やすことになってしまった方々のご相談を多くいただいています。
クリニック選びに不安がある方は、ぜひワンヘアにご相談ください!
頭皮アートメイクを美容室で受けたい人のよくある質問

頭皮のアートメイクは美容師免許でできますか?
医師、または医師の管理下にある看護師・准看護師でなければ施術できません。
美容師資格ではおこなえません。
頭皮アートメイクは消えますか?
頭皮アートメイクは通常1年~3年持続し、時間の経過とともにだんだんと薄くなっていきます。
頭皮アートメイクの施術でトラブルに合わないための施術者探しの方法は?
施術者のSNSや個人サイト、ブログ、Youtubeなどで症例を紹介している方を探しましょう。
実際の写真を見れば、施術者の技量がわかります。
まとめ:頭皮アートメイクは美容院ではなく、医療機関で安全に受けましょう
頭皮アートメイクは、医療資格を持つ施術者のみがおこなえる医療行為です。
美容院やエステサロンでの施術は法律違反となり、思わぬトラブルや後悔につながるリスクがあります。
失敗してからでは、修正や除去が難しく、精神的・経済的な負担が大きくなります。
リスクを回避するためにも、はじめから信頼できる医療機関を選ぶことが、安全で納得のいく仕上がりへの近道です。
「自分に合っているのか不安」「施術例を見てみたい」そんな方は、まずは症例写真を見たり、無料カウンセリングで相談したりするところから始めてみてください!








